リンの名言1選(声:玉井夕海)

あんたね ハイとか お世話になりますとか 言えないの !?

千尋が湯屋で最初にぶち当たった壁、礼儀作法。

10歳の千尋はまだ小学生で、多少の礼儀を欠いても許される年代。
しかし、社会人の一人として働くとなると話は別なのだ。
礼儀をわきまえて行動しないと、相手にされなくなる。
ましてや、神様を相手に働くのだから、なお大変である。
湯婆婆にも開口一番、「ノックもしないのかい、まあ、みっともない娘が来たもんだ」と指摘されている。
しかし、ここからが千尋の頑張りなのだ。

ガッツ、ちひろ

湯婆婆(ユバーバ)の名言5選(声:夏木マリ)

バカな おしゃべりは やめとくれ

千尋が「ここで働かせて下さい」とお願いしたときの返答。

さらに湯婆婆は「ここは人間が来る所じゃないんだ。八百万の神さまたちが、疲れをいやしに来るお湯屋なんだよ」と。
しかし、千尋は何を言われようが「働かせて下さい」の連呼、ハクに言われたとおりに。

結果は……。
おめでとうございます、採用です

今から お前の名前は 千(セン)だ

千尋が湯婆婆に名前をうばわれた瞬間である。

本当の名前を忘れれると元の世界へ戻れなくなるんだ。
それで、友達からのメッセージカードが重要ということなんだね。

カードは大事にね、セン

雨にまぎれて ロクでもないものが まぎれこんだかな

やはり、魔女は違う。
カオナシがまぎれこんだのを察知(サッチ)したのだ。
原因は、千尋なんだけどね。
千尋は雨の中、外で立っていたカオナシをお客と思い、ガラス戸を開けておいたんだよね。

さぁー大変、湯屋は滅茶苦茶

世の中、「や物を与えれば何とでもなると信じるカオナシは、手から「」を出すわ、だすわの大盤振る舞い。
それに群がる従業員たちは、正常の判断を失い、てんやわんやの大騒ぎ。
しかし千尋は違った、他の従業員のように欲深さがなく、わきまえた行動なのだ。
そんな千尋の行動は、カオナシや周りのみんなに変化をもたらしたんだよね。

湯婆婆の強欲は、相変わらずだけどね

湯屋一同 心をそろえて ひけやー それッ!

オクサレ様に刺さっていたトゲ(自転車のハンドル)を抜くために、湯屋一同(イチドウ)がロープを引く場面。

湯屋の従業員がワンチームになった瞬間

出るわでるわ、自転車を先頭にヘドロがドバッーとゴミ、ゴミ、ゴミの山。
そして、翁(オキナ)の面をした河の神まで飛び出たのだ。
やっかい者扱いされていたオクサレ様が、なんと河の神だったとは……。

ドヒェー

なんだい その汚(キタナ)いネズミは

銭婆に変身させられた坊ネズミが、母の湯婆婆に「チュウ」と親しみをこめた場面での一言。

坊ネズミは上記の言葉に、しょんぼりから怒り顔に変化。
しかし、坊も銭婆を母親と間違えたからね、同類かと思いきや千尋と出会ってからの坊は成長している。
ところが、湯婆婆は「あの…ごぞんじないですか?」と千尋が尋(タズ)ねるや「知るわけないだろう、 おーいやだ」と。

欲深さが湯婆婆の判断をにぶらせたか

千尋、呆然

千尋は大丈夫かなぁ、豚になった両親わかるかなぁ?



河の神の名言1選(声:はやし・こば)

よきかなぁ

河の神が、千尋に発した言葉。

オクサレ様が、河の神だったとはねー。
それにしても、千尋の神対応が良かった。
オクサレ様をきれいに洗い流し、体から顔を出していたトゲを抜き、そして最後の釣り糸を引っぱたことにより河の神が飛び出し、上記の言葉をおっしゃたんだよね。

よきおこない、ありがとう」と、千尋に言ったかのようだ。
そして、にが団子のオマケ付き。

宮崎駿監督は、休日に川の掃除をしていたという。
環境破壊は、宮崎監督のテーマでもある「自然と人間の共生」に反する行為でもあるよね。

崖の上のポニョ』は、海の底がゴミ、ごみ、ごみだったね。

ゴミは、指定された場所に捨てるべし!

銭婆(ゼニーバ)の名言3選(夏木マリ)

一度あったことは忘れないものさ 思い出せないだけで

千尋の「ハクと私、ずっとまえに会ったことがあるみたいなんです」に対しての返答。

あるある。
そして、何かの拍子に突然、思い出すんだよね……。

大丈夫さ、ハクと千尋なら

魔法で作ったんじゃ 何もならないからね

カオナシと坊ネズミそしてハエドリは、銭婆と一緒に千尋への感謝と無事を願い、お守りを作ったんだ。
髪どめのお守りは、なんと糸を紡(ツム)ぐところから始めたんだよね。
そんな姿を見ていた銭婆が上記の言葉を。

千尋への愛情だよね

ちひろ… いい名だね 自分の名前を大事にね

私の本当の名前は、千尋って言うんです」に対しての返答。

忘れないでね、家に帰れなくなるから
そして「名は体(タイ)を表す」というように、名づけ親の思いも大事にね。

ハクの名言2選(声:入野自由)

まだ わかりませんか 大切なものが すり替(カ)わったのに

湯婆婆にとって大切な息子・坊は、おやじ頭が、「」はただの土くれが、すり替わったのに、何も感じない湯婆婆への一言。

湯婆婆の強欲が、事実の見極めを狂わせたのだろうか

さぁ行きな 振り向かないで

ハクは千尋が現実の世界へ戻るとき、「決して振り向いちゃいけないよ トンネルを出るまではね」と教え、手を離しながら上記の言葉を。

歌人で映画監督でもあった寺山修司は、「ふりむくな ふりむくな うしろには未来がない」と名言を残しているが、現実の世界へ戻る千尋にピッタリ……。

ちひろ、グッドラック



あとがき

生ありますの看板、目立ちますよねぇ、ビール好きには」

しかし、よくよく見ると「めめ」や目を描いた看板があるではないか。
そして道端には、大きな目を持ったマグロらしき頭が招き猫のように飾ってあるのだ。

ヒェー、びっくり仰天、目が点だ、ちゅうの…… 煮付けもあります

それにしても、神が傷や身体を癒すために銭湯に来ていたとはねぇ。
ましてや、神の使いがカエルだったとは。
次からつぎへと、驚くことばかり。
そして、千尋からは学ぶことがたくさんあったよね。

たとえば、
1.他人に対し愛情を注ぐ(愛すると愛される)
2.強欲は正常の判断を歪める(湯婆婆や両親) 
3.勤労の大切さ(社会勉強ができ、人間を成長させる)
4.自然と人間の共生(自然のない日常を想像してみよう)
5.名前は大事(住所+氏名は、世界中で唯一無二)

とにかく、色々と教えられる作品である。

それでは、さよならサヨナラ

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