『崖の上のポニョ』の名言22選 ぼくがまもってあげるからね
ポニョの名言4選 (声:奈良柚莉愛)
❶ポニョ、そーすけ、スキ
ポニョが初めて「そーすけ」と人間の言葉を話した直後の名言。
宗介、ビックリ。
❷ポニョ、宗介スキ。ポニョ、人間になる!
フジモトがポニョをやっとのことで宗介から取りかえしたのに、ポニョは人間を捨てた父に驚きの言葉を言い放ったのだ。
ポニョの頭の中は、宗介だけ、フジモトの話は、うわの空。
❸お母さん大スキ!
リサの「ポニョのお母さんは?」に対しての返答。
だけど「とーってもこわいよ」と説明。
宗介に言わせると、リサも“とーってもこわい”みたい。
やはり母親は、優しい反面、子供の躾(シツケ)には厳しいのかな。
でも、我が子が大スキなのだ。
「親の心子知らず」と言うではないか。
❹おめめから水でてる
宗介が涙を流しているのに、ポニョは涙がどういうものか、まだ分かってない。
強風雨のなか、“ひまわりの家”に向かったはずのリサカーが道路上に置いてきぼり。
宗介はリサを必死に捜すが見つからず、思わず悲しくなり涙が。
いくら大人びた宗介であっても、まだ5歳の少年、不安が、つのり涙するのは当然だよね。
リサの名言4選 (声:山口智子)
❶なによ、あの不気味男!なんていっちゃだめよ宗介、人は見かけじゃないんだからね
リサがポニョの父・フジモトに対しての言葉。
リサは、とっさに本心を言ってしまったが、子供の前ではまずいと思い、すかさずつくろったのだ。
宗介は何のことやら、ポニョの方が気になる。
❷宗介さ、運命っていうのがあるんだよ
フジモトの手下・水魚にポニョをさらわれた帰り道、泣きっ面でソフトクリームをなめている宗介に、リサが一言。
そして続きが、「ポニョは海で生きるように生まれたから、海に戻ったんだと思うな」と。
でも納得できない宗介。
❸そうやって崖の上に女房と子どもをほおり出しておけばいいでしょう!
耕一の帰りを楽しみにしていたリサは、帰れなくなったという電話に激怒。
それで電話を切る前の捨て台詞なのだ。
宮崎監督の作品に登場する『紅の豚』の主人公ポルコも女性をほっぽり出して仕事に専念。
耕一の姿を見ている宗介も「いま、いそがしいからあとでね」と「男は女より仕事」という場面が何ヶ所か出てくる。
女性は船乗りに惚れてはいけないのかな?
❹宗介ね、いま、この家はあらしのなかの灯台なの
暗闇の中の灯台は、無線が通じない場合、針路の役割をする。
まさに、崖の上にある宗介の家は、灯台なのだ。
さすがリサ、冷静。
耕一の名言1選 (声:長嶋一茂)
❶宗介だ!あいつは天才だ。まだ5歳だぞ
宗介が耕一からの発光信号を読みとり、耕一へ返信すると、上記の言葉が。
また、船員帽をかぶり双眼鏡をのぞく宗介の姿は、将来の船長だね。
耕一の背中から学んだのか。
トキさんの名言1選 (声:吉行和子)
❶オーいやだ、人面魚じゃないか、はやく海に戻しとくれ、津波を呼ぶよ
宗介がバケツの中のポニョを見せたときの言葉。
人面魚が浜に上がると津波が来るという昔からの言い伝え。
トキさんは物事をはっきり言うタイプで、少し冷たく感じるときもあるが、信用できる。
グランマンマーレの名言2選 (声:天海祐希)
❶ねぇあなた、ポニョを人間にしてしまえばいいのよ
グランマンマーレが、フジモトに大胆な提案をしたときの言葉。
ポニョは魔法を使い放題で、地球の破滅がカウントダウン。
ところが、ポニョは人間になると魔法は使えなくなる。
フジモトは人間が大嫌いだが、ほかに策なしか。
❷みなさん、世界のほころびはとじられました
宗介がポニョを人間として受け入れることを了承したため、グランマンマーレがおばあちゃんたちに宣言。
ポニョと宗介、良い関係の自然と人間の共生が始まる。
今までは、人間が自然を破壊、自然は災害をと、悪い関係だった。
さあーて、これからの未来は…..乞うご期待を。
フジモトの名言2選 (声:所ジョージ)
❶きみしか世界はすくえないんだ。乱暴はしたくない
フジモトが宗介に懇願しているときの言葉。
フジモトいわく、重力場(引力が働いている場所)崩壊により、月が地球に迫ってきている、とのこと。
これを止めるにはグランマンマーレが言うように、魔法使い放題のポニョを人間にするしかない。
つまり、宗介にポニョを受け入れてもらうしかないのだ。そんな一大事(イチダイジ)とは、いざ知らずの宗介。
果たして結果は……。
❷ポニョをよろしく頼む……
フジモトが宗介との別れのときに、握手を交わしながらお願いした言葉。
海を汚す人間に絶望し、海の生命たちと共に生きる決意をしたフジモトは、ポニョが人間になるなんて勿論、反対だったはず。
しかし、地球を救うためには、やむなし。
そして、フジモトは自然(ポニョ)と人間の共生を宗介に託したのでは。
宗介、ファイト!
あとがき
宮崎監督いわく「人というものはこういうものだ」ってふうな描き方じゃなくて、「こうあったらいいなあ」っていう方向で映画を作っています、と (『風の帰る場所』参照)。
宮崎駿監督は耕一であり、フジモトでもあるように感じる。
男は、外で仕事している姿がカッコいいんじゃないかなー、耕一みたいに。
楽しいことは良しとしても、不愉快なことまで家に持ち込まれたら、家族は、たまらないでしょう。
リサを見れば分かる、楽しそう。
また、フジモトは海を汚す人間に絶望するものの、“生命の水”を作り続け海の復活を願っていた。
宮崎監督は、自然を破壊する人間に怒りを覚え、アニメという形で訴えている。
それは大人だけでなく子供にも「現実はこうなんだからね」と。
そして、最後にビックニュース。
実は、本作の企画で思わぬエピソードが……。
それは、宮崎監督が鈴木敏夫氏に対し「鈴木さん、一生のお願いがある。保育園の話を映画で作るより、本物の保育園を作りたい」と言い出したんだよね(笑)(ロマンアルバム『崖の上のポニョ』参照)。
さぁー、たいへん。
でも鈴木氏は、宮崎監督の一生のお願いを実現したんだよね。
スタジオジブリの隣に、“三匹の熊の家”をスタッフ専用保育園として完成。
開園は、2008年4月1日。
屋根には、親子らしき三匹の熊が……。
映画では5歳の宗介とポニョに未来を託しているが、現実では「“三匹の熊の家”の子供たちにバトンを渡せればなぁ」と願っているみたい。
それでは、さよならサヨナラ













